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公開テストで失点をしてしまう原因はどこにあるのでしょうか。ここはお子様によって千差万別であり、成績を向上させるためにはまず初めに現状を丁寧に分析する必要があります。
例えば計算間違いひとつについても様々な原因があります。お子様は計算をする際に途中式をきちんと書かれているでしょうか。途中で式を省略して頭の中で計算をしてしまったりしてはいないでしょうか。また字が雑であることから自分の字を読み間違えたり、なんていうこともよく聞くお話です。
ですが計算間違いにはより根本的な原因が隠れていることもあります。よくあるのがいわゆる焦りからくるものです。早く先に進めたい、計算は早く終わらせて後半の難しい問題に時間を使いたい。その思いが強いため計算が雑になってしまい計算間違いにつながっていることが一般的に非常に多いです。
後半の問題は正答率が1桁%の難問が出題されることが多いです。ここに時間を費やしても仕方がありません。どこの問題を捨てて、どこで得点するのかをきちんと計画したうえで取り組むとこういった形の計算まちがいが減ってきます。
ただしこれは言い聞かせるだけでは実現しません。よく「あれだけ言ったのにまた同じ間違いをして、」というお母様のお声をよく耳にしますが、そこはまだまだ小学生、普通は実際に予行演習をさせなければテスト本番ではなかなか言った通りの作業はできません。家庭学習で実際に手を動かす練習をする必要があります。
お子様の答案はどんな様子でしょうか。前半での計算間違いがある一方で、最後の問題まで何かしら埋めようとした跡があるかもしれません。こんなときは焦りによる計算間違いが起こっているかもしれません。
あくまで計算間違いを例として挙げましたが、他にも様々な原因があります。まずは何回かの答案の分析と日常学習のノートを見比べてみましょう。公開テストで得点を向上させるための課題が色々と見えてきます。
私どもはまずは体験指導の段階で答案分析と課題の発見、改善策をご提案致します。
ひとつ課題が解決したら、次に新たな課題が出てきます。そして段階的に課題を解決していくことで徐々に成績の向上が見られることでしょう。毎回の授業で改善点を確認しつつ、ご提案を差し上げます。
ぜひ1度ご相談ください!
最近実際にあった事例です。
浜学園6年生Sクラスのお子様で算数の公開テスト偏差値が55前後の方ですが、計算間違いをほとんどしなくなったことで第1問は全て得点できており、また正答率40%程度の問題までだいたい得点できるようになってきました。
しかしながら第2問を見ると、正答率60%台の問題についての失点が時々見られます。今回は通過算の問題を失点していました。特に難しい問題ではありません。テーマ教材の例題として掲載されているようなレベルの問題です。話を聞くと解き方を忘れてしまったようでした。
伸び悩みのある方々の中には、基本事項に穴があるというケースがよく見られます。復習をしないと忘れてしまうのは当たり前ではありますが、効率よく復習を行うのは非常に難しいです。
そこで我々は2つの考え方をもとに復習を実行しています。
まずはできない問題を探すことについてです。日頃の塾のスケジュールの中では復習に多くの時間を割くことは実際のところとても難しいです。闇雲にテキストをもう1巡しようとされる方もいらっしゃいますが、私の知る限り、上手く進めることのできた方はおられません。
苦手箇所は実戦の中で探すのがよろしいかと思います。復習テストや育成テストなどの週例テストで間違えたところ、過去の公開テストで間違えたところ、また公開テストの過去問などで苦手箇所を探し、間違えた問題の該当範囲について演習教材やレベルアップ問題集などに戻って復習をするのが有効です。
私どもの指導では間違いを発見次第、理解ができていなかったものについては問題集の該当範囲を宿題としてご提案しております。ピンポイントに復習を行なっていくことで効果的な復習ができ、徐々に公開テストでの失点も減ってきます。
2つ目は日頃のスケジュールの中で、以後復習するべき問題を用意しておくことです。長丁場の受験計画において、年明けから受験本番までの期間に復習するべき問題をリスト化して準備される方はよくおられます。これを毎回の公開テストを照準にして復習リストを作成しておくことで効果的な復習ができます。
例えば私どもは授業内に行なった問題や振り返った問題をリスト化しています。公開テストや復習テストで間違えた問題に加えて、塾のスケジュールの中で振り返りをするべき問題についても合わせてリストに入れておき、公開テストに合わせて少しずつ復習をすれば効率の良い復習ができ、テストの得点にも反映されてくるでしょう。
毎週の塾のスケジュールの中に復習を入れ込むのは、実際のところなかなか難しいです。しかし定期的に復習をしなければ忘れてしまうのは仕方がありません。ではどうすれば良いのでしょうか。
私どもは公開テストに備えて復習のリストを作っておくことを強くお勧めしています。長丁場の受験計画においては、年明けから受験本番までの期間に復習するべき問題をリスト化して準備される方はよくおられます。これを毎回の公開テストでも実行されるとよろしいかと思います。
私どもは授業で行った問題、特にテストで間違えた問題や演習教材など塾の宿題でわからなかった問題についてリストを作成しております。毎回の宿題において復習を出題しておりますが、特に公開テストの直前に復習をすると効果的です。
リストの中でも「わからなかったけれど解決した問題」に絞ることが重要と考えます。直前に復習を行うといっても10問程度が限度かと思います。ですので、この10問程度を日頃の学習の中で作っていくことが必要になってきます。
「わからなかったけど解決した問題」の中で特に忘れそうなもの、苦手そうなもの、毎週の復習の中でなかなか定着できないものを選んでおくことが重要です。公開テストの前に苦手問題についての復習を完結させるというサイクルが確立できるとお子様の自信にもつながるでしょう。
ぜひ1度ご相談ください!